K.orihashiの日記。

自転車がマイブーム。

クロス練

今日は久々に小貝川へ。


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12月なのに半袖短パンでもいけそうなくらい、暖かい。


考えてみれば自分は基礎的な練習をしたことがほとんどない。

感覚に頼るのもいいんだろうけど、基礎を知った上で走っているかどうかがそもそもにないと、この先(今も)バイクの進ませ方で躓いたとき頭の中がはてなだらけになってしまって、先に進めなくなりそう。


トップレベルのテクニックを持っている人からのアドバイスを踏まえた上で翌週に全日本を控えているチームメイトとともに練習することに。


とにかくテクニックはない自分。

これができない、これが苦手、と言うのははっきり認識しているけど、どうやったらそれが克服できるようになるのか、克服するためにはどう言う練習がいいのか、またいつまでたっても上達できないなら、上達できなくさせている要因の"何か"が必ずあるはずなので、それを紐解く必要もある。


まず自分はコーナーが遅い。

なんともないコーナーでバイク2台分は開いてしまう。

低速であればあるほど起きる現象。

それはつまり、

・コーナーでのスピードが遅い

・コーナー立ち上がりでの加速が遅い

のどちらかなんだけど、コーナーでのスピードがなぜ遅くなるかといったら、そこでペダリングをやめて、惰性のみで進んでいるから、というのが理由の一つとしてある。

惰性が効かないくらい遅いスピードであればペダリングをした方が前に進むわけでこの時点で差は生まれてしまう。


コーナーが遅い要因はコーナー中だけではなく、コーナーへ入る手前の進入の仕方が悪かったりもする。

そのためにはコーナー前に目線を先にやって、どう言うラインで入るか、と言うのを頭に入れてやる必要があって…

コーナー出口のことに関しても同じ。


一つにコーナーが遅い、といっても、そのなぜ?を紐解いてゆくと、何かが悪いのは、その前にあった何かが起因となっている。

こういう分析していって、自分の弱点を潰してゆく。



今回意識した点は3つ。


・コーナーでの目線

・同じくコーナーでのリアへのトラクションの掛け方

・ハンドルへの力の掛け方


テクニック一つとっても、人によっていろんな意識の仕方がある。

やっていることは共通でも、それをするにあたっての考え方や、動きへのイメージというのは人によって違う。

言い方ひとつ変えてみるだけで相手への受け取り方が変わってしまったりもする。


でもそれでもよくて、まずなにかを意識してバイクに乗ってみる。

そうすることでこういう走らせ方もあるんだな、と思えることさえできればまだテクニックの浅い自分にとってはそれで良い。


最初に書いた、コーナーでの目線。

これがまず第一の基本。

前が見えてなくちゃなにも始まらないし、怖くなる。

とは言っても滑りやすい路面で先を見るのってそれはそれで怖いわけで。


この辺は慣れなのかな・・・。



二つ目のコーナーでのトラクション。

"ペダリングをしながらコーナーを曲がる"

ということはつまり、バイクが横に滑ろうとしている遠心力を、前に進む推進力で打ち消している行為にあたるのかな。


自分の経験上、どうも前荷重になりすぎているようで、走っていてリアから滑ったことなんて一度もなくて、いつもフロントからずるっといっている。

ということはやはりこのリアへの荷重が足りてないんだな、と。

最初の目線とも合わせて考えるなら、すぐ近くしか見てないから前に力がかかってしまって動きが硬くなっているんだと思う。

もっと全体を見れるようにすれば肩の力も抜けるんじゃないかな、と。

これまでもなんとなくペダリングしながら、やってたけど、どうもギアが軽すぎるのかその恩恵を受けることはないまま終わっていた気がする。

もう一段、二段、重めのギアでコーナー入ってみるかな。

結果的にコーナーのスピードがそれで早くなれば、出口でもスピードに乗ってるから出口で重すぎるギアだった、ということにはないわけだし。

コーナー出口に向けてスピードを乗せていくイメージ?


矛盾するようなことを言う気がするけど。最後の手の荷重。

路面状況にもよるけど、素早くバイクを曲がるためにはバイクを倒せることが重要になってくる。

倒すきっかけとしてハンドルを曲げるのではなく、右コーナーなら右側の手を地面に押し付ける感じ。

そしてバイクが倒れてる状況の中で体は外側に、アウト側の脚で踏ん張るイメージ。

バイクが9kgだとしてその上に乗っている物体は60kg。

圧倒的に体の方が重いわけで、この体がバイクと一緒の向きに倒れてしまえば一気倒れるのは簡単に想像できる。



タイトターンの連続する区間で、集中的にやってみたけど、この3つを全て意識できた時はものすごくスムースに、そして早く曲がれた。


同時にたくさんのことを意識するなんて人間の脳では難しい。

故に時間をかけて、いいかもしれない。


まぁとにかく、これらを無意識のうちにできるようにひたすらに走り込むしかないんだな、と。

あとは定点カメラを置いて、自分の走りを外から見るとか。

頭の中で意識していることが本当に動きとして出せているのかの確認。




と、まぁ色々書いたけど、以上のことを踏まえながら、ある程度走って、

最後の方はレースペースを意識して4周など。


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ロクに練習してないごまかし程度で走れる時間でしか強度はあげてないけど意外と体は動いた。

4分切りを肩の力を抜いて、まだ余裕のある状態で走れるようになれれば良い。


ともかく、走らなければ進捗は0のまま!

何かをつかめてもしばらく乗ってなかったら振り出しに戻るから、忘れないうちにまた走りに行く。




スターライト幕張


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久々のレースとなるのはスターライトクロス。


全日本後、膝に痛みを感じ、ちょうけい靭帯炎と診断されてから2ヶ月ほど。

ストレッチやアイシング、マッサージなど様子見つつ自転車には乗っていたものの改善せず。

しばらくレースから離れようと思ったが、以前と比べて痛みはかなり和らいできたのと、走らないからにはこの先の膝の調子もわからないこともあるので、出走を決めた。

正直なところレースレベルのフィジカルまで持って行けていないのは事実だが、最低限の力は出せるようにやってきた。



スターライト幕張。

過去にはC4、C2にて勝ち上がることができたレース。

道幅も広く、テクニカルな部分はそこまでないので、パワー系有利なコースだろうか。

今回は特にコースのほとんどがドライなこともあり相当ハードなレースになると思う。


MTB系のレースならレース会場までいつも車で3時間以上かかるが今日は自走で30分。

午後の試走時間の1時間前くらいに会場入り。

ゼッケンを装着し

試走を2周したところで空気が抜けていることに気づく。


ペダルの調子も悪く色々調整していたら試走は終了。

久々のレースだからか色々噛み合わない。



招集エリアまで行くのに縁石に気づかず前転するし、スタート五分前にメガネのままなことに気づく。

レースモードになっていないカラダとメンタルに不安感を覚えながらレーススタート。


80名出走しているので走り出せたのは号砲の2秒後くらい。

スタート後は猛烈なダッシュ。ゴールスプリントさながらの圧倒的スピードで47km/hまで上がっていた。


第1コーナー落車が発生し、自分も完全ストップ。

転倒した選手のジャージの袖に引っかかってしまい、復帰に時間がかかる。


かなり空いたがどのみちこの先詰まるので、集団最後尾まではすぐに追いつく。慌てず追う。

最初のシケインを超えたあたりで集団の尾を捉え、芝生セクションでポジションを上げて行く。


20名くらい抜かして忍者返しに突入。

去年はマッドだったためここでかなり詰まったが今回はフル乗車でいけている。

2週目だったか、シケイン後、ペダルキャッチしようとすると、これがうまくはまらない。

ペダルの方からチャラチャラと音が鳴り、いや予感がよぎる。

クリートが外れかかっている。


仕方ないので片足がはまらない状態にて残りを走る。

当然のことながら、徐々にポジションを落としてゆき、

走行時間は40分に満たない-5lapの70位。



膝の方はレース中は全く痛みはでず、

レース後も違和感はあるものの悪化していないだけ安心。

痛みは引いたので、徐々にトレーニング量を戻していき、年明けの千葉シクロクロスを復帰レースに設定することにして走り出すことにする。

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シクロクロスシーズン

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CXシーズンが開幕。

 

全日本後から約2ヶ月ほどの休息後、身体はかなりリフレッシュできた。

自分は来月からの参戦予定。

 

シクロクロスも全日本を目標としていたが仕事の影響もあり出れるレースがかなり限られてしまうために近場のレースを楽しむ方にシフト。

 

結果問わず、見る方、走る方が笑顔になれるのがシクロクロスの魅力。



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今年も楽しめたらいいな。 

 

 

河口湖へ

自宅〜河口湖までサイクリングへ。

 

レースは終わったので練習目的でもなく、6時出発で自走にて行く。

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家から2時間ほどで都心を抜け、

 

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道志みちには10時ごろ到着。

40km以上のアップダウンを終え、ラストの山伏峠へ。

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下り終えると山中湖。

ここまで来ると涼しい。

 

河口湖に着く頃には天気が怪しい。

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ここまで来たら天下茶屋には必ず登る。
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今日だけで200km、獲得2500mほど。

満足できた。

 

その後は忍野八海にて温泉巡りをして終了。

 

家から6時間ほどでいけるので連休が取れた日なんかはいいかもしれない。

大きめのサドルバックに一泊二日の荷物を詰めればそこまで苦ではない。

練習というより、リラックスするにはもってこいかもしれない。

 

 

 

MTB全日本選手権

 

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全日本選手権

マウンテンバイクの全日本選手権の場合、ロードやシクロクロスと違い、最上位クラスであるエリートクラスに上がってさえすればエントリーが出来てしまう。

そういう意味ではこのナショナルチャンピオンシップというレースのスタートラインに立つだけならば難易度は低いと言えるかもしれない。

 

けど、マウンテンバイク競技を始めたばかりの自分にとって最初の大舞台である今大会で、シーズンで一番大きい何かは必ず得られるはずなので最大限のモチベーションを持って挑みたかった。

 

練習の方は、はっきりと言って十分に出来ていない状態だった。

生活環境、仕事環境、金銭面、時間面など、精一杯やっているのだが、今はどうしても自転車に時間を回せるだけの余裕が持てない。

 

こんな状態だとモチベーションの維持が難しくなってくるのだが、少なくとも今シーズン最大の目標と定めていたので、レース前週から持ち直し、最低限レースで動ける体の状態には持っていくアプローチは行えた。

 

 

_________

 

ビブナンバーは49番。

前から5列目くらいからのスタートとなった。

富士見はCJで過去に二戦走っているがどちらも落車に巻き込まれてスタートがうまく行った試しがない。

良いイメージが頭に思い浮かばない。

しかしそれだけトラブルを経験できているということでもある。

今回は落ち着いてスタートをすることができた。

 

懸念していた落車はない。

かなりスムースに行ったスタートだと思う。

ゲレンデを登る最初の登坂区間

ここでどうしても周りに流されてしまう。

くねくねと登るこの区間、冷静に考えれば、内回りの方が速い。

しかし今のラインをキープするだけでやっと。

まだごちゃごちゃした中でポジションを上げることに慣れていない。

 

結局うまく抜け出すことができず、最初のシングルに入る頃で40番手くらい。

 

 

駐車場からの登り返し、相変わらず団子になる。

30番手前後であろうパックは15秒ほど前に見え、まだ捕らえられる距離。

ここは無理に抜かそうとせず、2周目のゲレンデからポジションをあげようと踏みとどまることに。

 

落ち着いて下りをこなし、2週目へ。

ゲレンデにて、第1目標としている選手を発見。

無理に上げ過ぎず落ち着いて追いつき、その後の下りはその人の後ろにつく。

コース後半のシングル区間に入るまでで、7〜8人ほど抜いて、3週目に入る頃には30番手くらい。

 

この辺りから20番台に入れるかもしれないという期待も生まれ始める。

25位以内の層は、CJでも毎回フルラップ完走は当たり前、過去に全日本ジュニアタイトルを獲った選手などもゴロゴロいる。

しかし、さすがにこのあたりの選手、パックはもう見えない。

 

下りに入る前にて、良いペースで刻んでいるパックに追いつき、その中で下りをこなす。

単独で走る時は遅れるが、前に選手がいる時はついて行けなくはない。

もちろん余裕はないのだが、一人になり遅れを取るより良い。だから必死で追いついた。

 

最終週に入ることには脹脛が攣り始め、暑さによる目眩もし始める。

駐車場からの登り返しで千切れ、そこから単独に。

 

最後の方の急坂で2名の選手に抜かれてしまう。

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最後は力を振り絞って、とは言えない、力のかからない足を無理やり動かし、35位でフィニッシュ。

 

自分にとって初の大舞台、全日本選手権が終了。

一言で言って、非常にきつかった。

まず、暑さの順応がまだ出来てなかったようで、ギャップを超える度、鼻の穴から脳みそが出てくるのではないかというくらい、レース後半はかなり朦朧とした状態だった。

そして得意な長い登りも後半になるほどペースを上げることができなかった。

 

しっかりとした準備期間を過ごせない状態のまま挑んだ今レース。

けどそれはそれで、今持てる力は出せたと思っている。

いい意味で無駄な力を抜いて、リラックスして臨めたような気もする。

 

長い競技生活の中で言えば、オフロードでのレースシーンはまだ始まったばかり。

来年は今年以上のリザルトを目指すのはもちろんのこと、その自信を十分に持ち合わせた状態にてこの舞台に立てるよう、これから準備して行きたい。

 

 

富士ヒル

起床は3時半。

朝飯は昨日の夜買っておいたグラノーラとパンを食べる。
天気は怪しいので、いつ雨降ってもいいように、雨具を装備して会場へ。

アップは周辺の登りにて軽く行う。

心拍はあまりあがらない。

けど、悪い状態ではなさそう。

心配していた雨は降らず、半袖短パンでオイルを全身に塗り込み、スタートラインへ。

有力選手が左側にいたのでスタート直前にその後ろに並んだ。

過去の戦績。

 

2016  1:03:15 男子19〜29歳 5位

 

2017  1:03:33 主催者選抜 24位

 

で、去年のレース一週間まえにやった時の試走 1:00:45 これがベストタイムという。。

 

レースにピークを持ってこれなかったということもあるが、レース中のメンタルみたいなものを影響してると思う。

 

今年はレースの主戦場がヒルクライムではなくなったので、登りに絞った練習ができていない。

でも、ヒルクライムを辞めるつもりないし、メイン競技は違えど登れる選手でありたい。

 

目標としては、少なくともゴールドタイム、食らいつけるなら、先頭付近でいけるとこまでいきたい。

 


7時スタート。

スタート後はわりと落ち着いてる。
気持ちのせいか、実際遅いのか?
去年より余裕がある。踏んでないだけというのが正しいか。
先頭は30mほど先。去年の自分ならガンガン踏んでてすぐ潰れてたので静観する。
料金所通り過ぎてもペースは上がらず。
前から数えて30番手ほどだろうか。

ペースアップが上がったときのためにみんな前に上がりたがってる。

自分もその流れに乗ろうと力を込める。

しかし、きつい。

これ以上やったらもたないな、と思ったところで先頭を見送る。
1合目付近だっただろうか。

いっぱいいっぱいではなかった。けどついていけなかった。
踏まないといけないところで踏めなかった。

これが今の自分の実力、仕方ないだろうと納得させる。
去年ほどの準備もできておらず、そんな自分があそこの位置で走れるわけもなく。

だったら今できることをしようと。

先頭を見送ったものたち同士、5、6人のグループ形成。

なにも追走グループほどではないのだが、ゴールド目指そう的な空気感が漂うトレイン。
みんな脚があってて綺麗に回せている

自分は後半持つか不明だし、先頭からちぎれたためか気持ちも弱気で、前半のローテはほぼスキップ。

3合目付近だったろうか、この辺りから息も整い余裕が生まれたのでローテに加わる。
うまく回せれば第2集団くらいには追いつくかも、と一緒に回している人と話す。

しかし、この中に余裕がある人はいない感じ。

事実自分もそこまで余裕はない。

 

淡々と進む集団、速度は上がらない。

もっと回そう、と言いたくなるけど、こんな状態の自分の口から言えたことじゃない。

でも大きなペースダウンはなどはなく、走りやすいと言えば走りやすく安定した集団。


4合目に来ると前から落ちてくる人がちらほらと出始める。
5、6名ほどの中に見慣れたジャージ…田崎さん、龍太郎さん、大島さん。
まじか…って感じ。

と同時に、このメンツならゴールまでまぁまぁなタイムになるだろうと、少し安心する

が、ここにきてアクシデント。

標高2000m越えの地点、駐車場手前のヘアピンに差し掛かり、その後勾配がきつくなるので

インナーに落とそうとした瞬間、チェーン落ち。

10〜15秒ほど止まって復帰する。
距離は30mくらい開いてしまった。

大丈夫、前には追いつく。
慎重に、ペースあげてゆく。けど、降りた瞬間に一度脚が攣ったときのダメージがくる。
踏めなくなって、力が入らなくなる。
見える距離なのだが、けどもう追いつけそうにない。気持ちも弱気になってゆく。

ここでレースは終わった。
後ろに捕まらない程度にゴールまで。

1:03:33秒

心拍数161/169 


____

 

 

去年のような情けなさというか虚無感はなく。

今の自分なら、仕方ないだろう。

むしろ頑張ったんじゃないか、というのが今の感想。

でも、苛立ちもあるのは事実。
しかし今は責めても仕方ない。

過去の自分に後悔するより、来年へつながることを考える。

挑戦は辞めないで、これからコツコツと。

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熊野 3日目

最終ステージ。

ホテルの朝食を食べ軽く朝風呂に入る。
レース会場までは自走で行ける距離なので、アップがてら走って行く。

会場につく。
初日はあれだけいた選手たちも落車、タイムアウトなどで一気に減り、どこかひっそりとしている気がした。

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コースは海の見える港町。
平坦あり、登りありのバランスの良いコース。
山岳賞の設定あり。
1分ちょいの登りなんだが斜度もあってきつい。
一度登って緩んで、KOMラインを過ぎた後も微妙に登り続けるのにいやらしさを感じる。
ちぎれるとしたら間違いなくここだろうな。



試走を終え時間まで海を眺めながら待つ。

スタートラインに並ぶとその人数の少なさにまた驚く。
チームの方は3チームエントリーだったのがもう1チーム3人。
総合上位につけてるエースをアシストとか、今の自分にはできないけど、こうしてチームとしてエントリーしている分、何かはやりたいもの。


レーススタート。

みんな疲れてるのか?
3日間中では一番ゆっくり目なスタート。
最初の登りも、ついて行ける。
感覚的に5倍くらい。

その後は山の中を入って行くアップダウン。
下りだからと気を抜くとすぐに登りがくる。
常に安全なポジションを探してる感じ。
三日目のコースはジェットコースターと比喩
されるがまさにその通りだと思う。

 周回をこなすうちに各所のペースがわかってきた。
気をつける箇所さえ踏めてれば先頭から離れることはなかった。
登り終わった後の港へ向かう下りメインのアプローチは気をつけた。
そのあとは真っ平らな平坦なので離れたらここでも挽回はきついし、脚を使ってる人とそうでない人でかなり差が出る。
S/G地点周辺は緩むのでそこで回復できれば良いが、なにかあったときのためにもそこまでへのアプローチもなるべく温存はさせたい。

やはり、下りは先頭で入ったほうが楽だと思う。
誰かの後ろに入った場合、最低限の車間は気にしなければいけないし、もしも下りが苦手な選手の後ろについてしまえばその前との差はさらに開く。
そんな人に限って加速力はあったりするから、自分がついていけなければ中切れが生まれる。
埋め合わせる力があれば良いが、自分にはない。
しかし下りを先頭で入ると簡単にいっても実際やるのは難しく。
自分は位置で走るのが適正なのかと考える。



最終周回に入る頃にはすでに15名ほど。

最後の坂。
ちぎれそうになるがぐっとこらえる。
しかし前との車間はどんどん開いて行き、終わりかける。
こういう時こそリラックスしなければならないのだが、普段の練習から自分のリミット上限を引き出せてない以上、どうしても強張る。

後ろからイエロージャージがグイグイと前へ出て行く。
この後は下りが続く。これに乗り遅れたら最後だと思って必死にくらいつく。
その後のアップダウンでも最後のふるい落としがかかる。
もう10名そこらしかいない。
後ろを見る余裕もないが多分自分の後ろには誰もいない。
少しでも余裕を持つために隙があればすぐにポジションをあげ前に出る。

ラストスプリントへむかう海岸線。
ちぎれずここまで来れた。
集団はひとまとまり。牽制という牽制もなくペースは速い。

ゆるむことなく残り500m。 
ここまで来たらあとは落車なく、終えるだけで良い。

もう脚もなく、勝負に加わる脚もないのでスプリントは見送り、ゴールした。



集団スプリントの最後尾だったので順位は15位。

個人総合順位は13位までジャンプアップ。


とにかく無事で終えられて良かったというのが正直な感想。
この三日間落車によりチームメイトの中だけでも骨折、フレーム破損と間近でみただけあり、自転車と身体が無事でレースを終えることが社会人レーサーとしてまず真っ先に求められることだと再認識した。

初のステージレースだったが今の走れてない状態の自分でも3日中2ステージで勝負も間近でみれる位置でゴールできたのはこれからにつながる一つの収穫となった。


出れば楽しいと言われていたツールド熊野。
まさにその通りなレースだった。

来年は、勝負に絡んでみたい。

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